オーストラリアから来たKoKeBeeさんの「みつろうecoラップ 」のセミナーとWSに参加をしました。みつろうラップは以前購入したことあったのですが(どこのものか分かりませんが)、あまり積極的に使うことできなかったので、今回あらためてに勉強させていただきました。

なぜ、プラスチックが良くないのか…? 

  • 安くて大量生産と大量消費となり、ごみが増える
  • 燃やすと二酸化炭素が排出される
  • 石油資源を使う
  • 毒性のものが吸着し、それがめぐりめぐって生物の体内に入り、いろんな悪い影響を与えてしまう
  • 土に還らない…等々

みなさん、以下のもの土に還るまでどのくらいの年月を要すると思いますか?

  1. 紙くず
  2. 紙製のコップ
  3. ペットボトル
  4. プラスチック製のおもちゃ

答えは

  1. 2~3週間
  2. 50年
  3. 450年
  4. 1000年

コップは紙製だからいいだろう…というのは大きな間違いで中に薄いプラスチックの膜が貼ってあるので分解できません。ペットボトルを投げてほうっておけば自然分解するまで1本450年もかかるのです。おもちゃときたらもうこれは半永久的ですね…人類がつくったものはこれだけ地球にひどいことをしているのですね。

オーストラリアでは、(包まれているものもありますが、)”はだか野菜”が売っているお店がたくさんあるそうです。日本も昔はそうだったはずなのに、最近スーパーではなかなかみつけることができません…

年間5億トン生産されるプラスチックのうち、3割強が6か月未満の寿命です。
そのほとんどが容器包装材で、世界で発生する廃プラスチックの半分近くを占めます。その大半はリサイクルも焼却もされません。

安くて簡単に手に入り、短時間しか使わないものが、半永久的に残ってしまうこの現実をみなさんどう思いますか?
これは「知らなかった」「私はきちんとごみを分別しています」などど言っていられる場合ではありません。自分で何ができるか、本気で一人ひとりが考えていく必要があります。こういったセミナーやWSが、その気づきを与えてくれると思うので、ぜひみなさんもチャンスがあれば足を運んでください。そして、それを周りの方々へ広めていってほしい、切にそう思うのです。​