アースデイ鎌倉3日目のセミナーは、「もう手遅れなのか?ここまでヤバい!身近なプラスチック汚染」と題して、冒険写真家の豊田直之さんに海のこと、プラスチックごみのことを話していただきました。
最初にきれいな海の生き物の写真をたくさんご紹介いただき、その後そのきれいな海が実はプラスチックごみが蔓延している画像と続きます。
- 荒い海の流れでも倒れることのないウミウチワやサンゴにプラゴミがからまって死んでしまうこと。
- ウミガメのおなかから出てきた大量のプラ袋
- 現在海鳥の95%のおなかからプラゴミが検出されること。2030年には99%の海鳥の胃袋にはプラごみが含まれるであろうこと
川を一掃するときに、すでにそこに住みついている生物をどうするか…小さい生き物も助けるには…代替として竹ぼうきを置いてみた話。生物多様性の重要性を訴えます。
子どもたちにこのような講演をしたら、給食の牛乳のストローをやめよう!と自ら声をあげたこと。自分たちで牛乳パックのデザインをして、製紙会社に話をつなげ実際に企業の人たちが動き出しているということ。
ドイツのごみの現状、アフリカのキリマンジェロのごみの問題 等々
みなさん熱心にメモをとりながら聞いていました。
陸、川、海とぜんぶつながっていて、そして人間・動物・魚すべてつながっています。現在のごみ問題を一刻も早く抜本的な解決策を見出すべく動いていかないといけない、と強く感じた2時間でした。
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