アースデイ鎌倉、最終日のセミナーは、「SDGsで考える!持続可能な森を育てる住宅 持続可能な地域のコミュニティの創出」」と題し株式会社アンビエックス 代表取締役の相根昭典さんに、日本の森の現状、人間の身体に適した住宅などについてお話をしていただきました。
今、日本の山が危ない!
森と海のつながり
林業の従事者
- 21万人→5万人、現在は3万人ともいわれている。年収が200万~300万
- このままだと、日本のいい用材がなくなってしまう。
災害
自伐林業の勧め
現代住宅
- 今の家は、木造住宅といっても本当の木材をほとんど使っていない。
- 集成材ばかり(接着剤でつける、火事で燃えやすい)。新建やプラスチックが多い。
- 現代住宅は化学物質だらけ(フタール酸など)。タイルはセメントで貼るものなのに、接着剤で貼っている。
- 青畳もこわい。安いものは中国からの輸入材。
- オーガニックレストランにしても、内装から環境ホルモンに移遷する。ホルムアルデヒト、ネオネコチノイド等々
日本は森林国なのに、林業従事者は年々減ってきて、日本の山も荒れ放題。そして他国の森林を伐採し木材を輸入している現実。とても悲しいです。林業で仕事をしても十分食べていけるような日本になれば、身体にいい住宅に住め、災害も減少してくるでしょう。持続可能な生活に近づきます。他にも健康被害の話もありましたが、探せばまだ住宅の優良企業はあると思います。価格だけで選ばない、消費者の目も養う必要があります、これからの時代は。
相根先生ありがとうございました。