SACSも協賛の山本良一先生の気候危機の講演会、11/28に無事開催の運びとなりました。
定員60名の予定が、ほぼ満員(密にはならぬよう)、欠席者は一人だけという参加率でした。菅首相の2050年までに温室効果ガスゼロをめざすという目標が発表されましたが、気候危機への関心の高さを伺えました。
とはいっても、現実は私たちが思っている以上に厳しいもの。以下、書き留めた点。
- ティッピングポイントの玉突き衝突が起こってしまう恐れがある
- 地球はもう戻れないところへきてしまったのではないか!
- 科学者の元でみんな団結せよ
- Climate Emergencyに対する世界での動き
ニュージーランドで17万人のデモ
モントリオール50万人デモ
オランダの10歳の女の子がストライキ
日本でも若者中心に声をあげ始めているが、危機意識がなさすぎる - 2050年のカーボンニュートラルでは遅い!
オンラインにはない、山本先生の気迫が伝わってくる講演となりました。それくらいこの危機的状況に、日本政府の、日本国民の、危機意識のなさに焦り、怒りを感じておられました。
- 再生可能エネルギーを利用すること
- メガバンク(みずほ、三菱、住友)からダイベストし、環境問題に投資している銀行へインベストすること
- 肉食を減らすこと(やめること)
- 車を電気自動車に変えること
個人でもできることはいっぱいあります。
これからは、門前地帯(比叡山、永平寺、高野町など)をカーボンニュートラル地域にするという考え、とても素晴らしく日本ではそれが可能だと思います。藤沢市に対しても「江ノ島をカーボンニュートラルアイランドにしようではないですか!」とのご意見。
全国の自治体は、こちらの「気候非常事態行動計画ガイドブック」を参考に、とにかく一刻も早く「気候非常事態宣言」を行ってほしいです。参加してくださった藤沢市にも期待をしたいと思います。
最後に、司会をしてくれた女子高生。彼女たちは社会問題、環境問題、SDGsをよく勉強している二人。司会進行をりっぱに努めてくれました。ありがとう!
他にも会場でお手伝いしてくれたスタッフのみなさん、とても助かりました。
ありがとうございました。この場を借りて御礼を申し上げます。